9月21日

7:20 起床。
予定では7:30には家を出て8:02の電車に乗ることになっていたはず。
いきなりヤバイ。
目覚ましは6:30に設定されている。でもスイッチは入っていない。
止めたのか?セットしていなかったのか?おそらく後者であろうかと。
前日から泊まりに来ていたyukiさんを揺り起こして自分はシャワーを浴びに1階へ。
この時点で女であることを捨てる覚悟をした私はほぼすっぴんで出ることを決めた。
大急ぎでシャワーを浴びて着替えると、髪も乾かさずに家を飛び出した。
起きてから家を出るまで20分。我ながら驚異的な速さである。
幸い(?)自宅近くの駅は始発駅で日曜日の朝はほとんど乗客がいない。
それをいいことに電車内でお化粧。最低である。
前日から前夜祭と称して呑んでテンションの高い二人は起きてからもテンションが高かった…。
前夜の寝不足何のそのでしゃべり倒していたような気がする。(うろ覚え)

途中の駅で今回ご一緒する何人かと合流。(偶然だけど)
yukiさんと二人でも充分姦しいのにさらに姦しさパワーアップ。
これがツアーメンバー集まってもっと大人数になったら一体どんなことになってしまうんだろうか。一抹の不安とかなりの期待が胸の中で渦巻く。


前日のスーツケースの模様。(写真 
ごちゃごちゃの荷物をなんとかスーツケース片面に収める。(写真◆

9:00
成田空港第二ターミナル到着。
実は私の友達が成田空港で働いている。
しかもJALだからターミナルも同じ。
見つかったらヤバイと思い、事前に仕事の予定に探りを入れておいたところ、その日は非番で実家に帰っているとのこと。よかったVv
今回のツアーに関して、やっぱり会社にも実家にもオフの友達にもツアー名は明かせなかった…。
会社に連絡用に宿泊先などを知らせてはおいたけど「JTBの団体旅行です」とだけしか言わず。友人にも「ちょっとトルコに行ってきます」とだけ。
「あとで写真見せてねvv」と言われたけど、イスタンブールの写真しか見せられないや。あはは。

成田に着いた直後にきすけさんから連絡が入った。
既に到着していらっしゃるということで、集合カウンター付近でお待ちすることに。
そしたらどこからともなく今回のツアー参加者らしき方々がやってきた。
ハジメマシテの方もあり、お久しぶりですの方もあり。
自己紹介はほぼH.N.で(笑)。今回のツアー中ちゃんと本名で呼ばれたことってあったっけ…?(添乗員さんはもちろん本名で呼んでくださっていたけど)
今回はネット組が多かったせいか、お会いした時点で既にかなりの盛り上がり。
きすけさんとも無事合流が出来、ひとまず荷物を見てもらっておいて両替所へ。

この日の成田空港はめちゃくちゃ混んでいた。
よって両替所も激しく混んでいた。
並びながら実は内心かなり焦っていた。
今回のツアーでご一緒するしぎりあさんと連絡が取れていなかったからである。
成田についたらご飯でも食べましょうと言っていたから早く合流したいな〜ということもあったが、それより何より今回のお代官様隠密旅行の打ち合わせをしなければ!と思っていたからである。
既にこの段階で千代子さんにかなりの疑いを持たれていたため、自分ひとりで誤魔化しきれるか!?とスリリングな状態になっていた。
予定通り飛行機で来るならもうとっくに着いているはず・・・しかしこの日は台風が近づいており、ひょっとしたら新幹線で来るのかも・・・。
そうなったら時間的にもヤバイ!助けてよ〜。ドラ〇も~ん。
というの〇太の心境で両替所に並んでいた。

両替金額は日本円で30000円。ドルにすると250ドルぐらい?
ツアーではほとんどお金を使わないと聞いていたけど、私はくだらない小物をジャラジャラ買ってしまう傾向があるのでとりあえず気持ち多めに両替。
このドルをまた現地でトルコリラに少しずつ両替することになるんだけど。 でも結局50ドル以上残りました。
値切り交渉に熱中しすぎて出発時間ギリギリになっちゃって結局買えなかったものが沢山あったり(涙)。
ま、米ドルはとりあえずまだ何年かは普通に使えるだろうし。
次の旅までとっておいても大丈夫でしょう。(運良く円高だったしね。キヒヒVv)

11:00
両替が終わって戻ってみるともう集合カウンターにみんな集まりかけだった。 ここでようやくしぎりあさんと合流。
無事に予定通り飛行機で成田に来ることが出来たのですぐに電話してくれていたそう。
しかし本人がすっかり忘れていたが、私の携帯の留守番電話のガイダンスは英語に設定されていた。
そのためか留守電にメッセージを入れてくれない人が多い。
親からも苦情がきてたんだったわ。どうも紛らわしくてスミマセン。
(でもまだ設定を変えていない。面倒だから)
とりあえず白を切り通そうということで作戦会議終了。

今回の添乗員さんからJTBのツアー名の入ったタグを頂く。
スーツケースにしっかりと結びつけると、やっと「天河ツアーに行くんだ!」という実感が沸いてきた。(遅すぎ)
ここでちょっと困ったことが発生。
家から持ってきていたビニール傘。
電車の中にわざと置き忘れてこようと思っていたのに(ワル)すっかり忘れてしっかり持ってきてしまった。
……思いっきり邪魔なんですけど。
ここでお見送りに来てくれてたyukiさんとはお別れ…(涙)。
とりあえず傘は空港内のどっかに置き忘れた振りして置いて行こうと思いつつスーツケースを預けに行く。
添乗員さんの「天河ツアーのみなさ〜ん、こちらです!」という声が響く。
自分たちは「天河」が何か知っているから恥ずかしいんだろうか。
一般の人は聞いただけではわからないものなのだろうか。
しかし帰国後、ニュースで韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地を巡るツアーが大好評だと聞いた。
そういうツアーが増えているならさして注目される事も無いだろう。
と、いうか自分が意識してるだけで周りの人は特に何も思ってないんだろうな。

スーツケースを預け終わるとまだyukiさんがいてくれていた。
それをいいことに極悪ハマジはyukiさんに手持ちの傘を押し付ける。
「おみやげ買ってくるからさ〜」
そうは言ったもののyukiさんは去年のツアー参加者。
欲しい物なんて別に無かろうに…(涙)

後にこの時傘を置いてきてしまったことを後悔することになろうとは思いもよらなかった。

11:30(ぐらい)
今後の予定などの説明を聞くために待合室へ。
朝から何も食べていなかったせいか、頭があんまり働いていなかった私は「それ」に気づくのが遅かった。
どこからともなく聞こえてきたそのものの存在…。
そう、「天河ワイン」!!!しかもラム&ユーリの!!
なんとそこには天河ワイン(実物)が置かれていたのだ。
すかさず写真撮影。デジカメで、携帯でと一人で大忙し。
きすけさんに「こっちのほうが照明が綺麗に当たるんじゃない?」とアドバイスして頂いたり。
失礼しました、一人で興奮しすぎてしまいました…。

ぽーーーーっとワインのラベルを眺めているとJTBさんの今後の説明が。
ほとんど聞いていなかった…。わかったことはなんせ時間がないということだけ。
……朝ごはん……(涙)。
寝坊したせいでその日は朝から何も食べていなかった。
オマケに機内食は日本時間で大体午後2時ぐらいだと言う。
腹が減っては戦は出来ねぇ!というわけで何かつまめるものでもないかと物色。
デジカメのメモリーを購入しつつオニギリでもないかな〜とハイエナの目で探す。
ご飯のことを考えつつゲートに入り出国手続き。もっとトルコへと思いを馳せようよ。

搭乗口に向かう途中、めったにかかってこない姉からの電話が。
緊急事態でも発覚したのかと思って電話に出てみる。
「あんた、私の保険証どうした?」
顔面蒼白。そういえば2週間ぐらい前に姉から預かった保険証を手持ちのカバンに入れたまま出国してしまった。
当然姉は怒り声。平謝りでトルコワインを買ってくることを約束。
ビンが重いし嵩張るから買うつもりはなかったんだけどな・・・。

搭乗を待つ間に売店で食料を物色。ようやくウィダーinゼリーとさつま揚げを購入。
さつま揚げはもちろんビールのつまみにピッタリVv飛行機内って飲み放題だから素敵Vv
しぎりあさんは待ち時間が10分ぐらいしかない中、山菜うどんを注文。
関西と関東のうどんの違いを堪能できたのだろうか。


13:00
いよいよ飛行機に乗り込むと、いきなりトルコ航空のスリッパを頂いた。
この日はサンダルだったのでもともとスリッパは必要なかったけれどこのサービスにちょっと感動。
航空業界は年々競争が激化しているからどんどんサービスが充実してくるんだろうな〜。消費者としては嬉しい限りだけど。
座席は窓側だったのでよく景色が見れた。
しかしその分まぶしい光が差し込むので結局ほとんど窓は閉めっぱなし。
途中トイレに立ちつつ千代ちゃんと飛行機の後ろのスペースで井戸端会議。
トイレ前の小窓から景色を眺める千代ちゃんの純真さに惚れ惚れ。
やっぱり旅は感動したもん勝ちだわ!
新たにテンションを高めることを決意。今更である。

飛行機内で暇だったのでしぎりあさんに頂いたペットボトルホルダーを見て、「ペットボトルホルダー広告用カット」などを描いて暇を潰す。

機内食が出てくるまでの間爆睡したせいか、その後はあまり眠れず。
機内をうろうろ動き回り添乗員さんにいろんな質問をしに行ったりまたまた井戸端会議をしに行ったり・・・。
明らかに落ち着きがない。やはり興奮しているせいか。




機内で描いたペットボトルホルダーのCMイラスト。キャッチコピーは「ペットボトルホルダーとお前さえいれば砂漠もパラダイスさ☆キラーン」(写真)
機内から撮った風景。何処の上空なのかは忘れた。(写真ぁ
機内から撮った風景。夕焼けだからたぶんトルコ上空ぐらい(写真ァ

19:30(ここからトルコ時間)
そんなこんなで約12時間。やってきました。飛んでイスタンブール。
夜だったせいか空港はかなりガラ空き。
ここでドルからトルコリラに両替。
聞いてはいたけどトルコリラの桁数がでかすぎてさっぱり金額が把握できず。
結局0を4つ取るという大雑把な計算方法で最終日まで乗り切る。
500000トルコリラで50円ぐらい。本当は40円ぐらいらしいが無視。

現地ガイドさんが去年と同じ方らしく、リピーター組が感動の再開シーンを繰り広げていた。いいなぁ。
ねねさんの旅行記及び暁に立つライオンの続きパロを読んでいたので「一体この人はどういう人なんだろう・・・」と興味津々であった。
後に繰り広げられる「GO!GO!」の掛け声の嵐に率先して飛び込んでいったのは言うまでもない。

バスに乗り込みいよいよホテルへ。
残念ながらこの日は翌日の出発時間を考慮して空港に程近いホテルであったため、さほど市街地を見ることは出来なかった。(そうでなくても夜だし)
この日のホテルはPOLAT RENAISSANCE ISTANBUL HOTEL
五つ星の素敵に豪華なホテルだった。
翌日の5時30分にはこのホテルを出るのだと思うともったいなくて仕方ないがとりあえず4時15分のモーニングコールに備えて(?)就寝。

いよいよ翌日から本格的な天河漬けの日々が始まるのである。



ホテルの室内。広い。(写真Α
ホテルのロビー。本当は明くる朝撮影だけど日の出前なのでどっちにしても暗い。(写真А



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